2017年版このBLが良かった~おいでよ新たな性癖の森編~
Tagomago甲府店です。
前回のブログを書いてから、まんがを読んだり小説を読んだりアイドルを育てたりだらだらしたりしていたら光よりも速く時間が過ぎ去り、本家「このBLがすごい!」様が発表されてしまいました。なんたるスケジュール管理能力。後出し感はんぱないけど今回は~おいでよ新たな性癖の森編~です!
◆倉橋トモさん『クラックスター』
『トモダチ以上のこと、シたい。』『ピンクとまめしば』などの名作をどんどん発表している倉橋トモ先生。
そして今作『クラックスター』、ブラック×ピンクの適度にエロいこちらの表紙そのものが、他でもない伏線であり他でもない~おいでよ新たな性癖の森~でした。
かつての同級生と久しぶりに会ったら「同級生こんな感じだっけ??えっちすぎない??」的な状態になるところからの、倉橋先生いわく「寝とられ系ヒモBL」。ヒモとかクズとかが元々好きな人にとっては、倉橋先生のかわい~絵柄で描いていただけるなんて僥倖もいいとこ……っ!
とらのあなで購入したのですが、特典リーフレットのシノくんよりも色々と貪欲なミオちゃんにも非常にときめきました。強気で積極的な黒髪受けがお好きな方におすすめしたいです。
店長はカシオ先生『心を殺す方法』(3巻4巻発売&完結おめでとうございます!)では英さんに共感する処女厨なのですが『クラックスター』以降ゆるビッチへの羨望と、今もなお心に残る処女厨的感覚がせめぎあっています。きつめのスクラムを組んで裸と裸のぶつかり稽古中。そしてじりじりとぶつかったまま年が開けてしまう……。
◆ねこ田米蔵さん『誘惑仕掛け 甘い罠』
今作のおかげでオネエ攻めという革命が巻き起こり、我々の町に嵐を呼び、枯渇した大地に雨が降り注ぎ、雨が上がって虹がかかり、小鳥がさえずり、気がついたら新たな性癖の森に迷い込んでいました。
「○○さんってイケメンだよねー!」と噂される、会社のクールでどどどえすな上司が、実はオネエでした~!というキャッチーな設定。ときめきとギャグ要素のバランスがとても良く、終わり方も「うわ~~~!?」ってニヤニヤしちゃう感じでした。
女装・オネエ好きの方にぜひ。そして「女装・オネエ=受け」という方程式をお持ちの方もぜひ、新たな森に迷い込んでください。……こわくない…こわくない……
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ということで2017年もありがとうございました!
今年もいろんな作品を読んで、テンアゲ爆アドして、いろんな作品を教えてもらって、新たな森や沼へ果敢に飛び込んで、出られなくなっても幸せで充実した1年でした!!
2018年は1月6日(土)12:00~オープン予定です、2018年もどうぞよろしくお願いします~!
2017年版このBLが良かった~悩めよ少年編~
Tagomago甲府店です。
毎年、 NEXT編集部様より発表される「このBLがやばい!」を大変参考にさせていただいております。
そして本家様に敬意を払うと同時に、独断にて「このBLが良かった(バチクソに私的)」をご紹介します。
今回のピックアップコンセプトは「主人公およびその周辺がいろいろいろいろ悩んでいる感じの素敵なお話」!
◆はらだ先生「にいちゃん」
まず装丁がかっこよすぎません?出オチか??
はらだ先生作品の中でも、「よるとあさの歌」がバイオレンス方向に飛びぬけ、「カラーレシピ」がサイコパス方向に飛びぬけているとするならば、ちょうどその中間あたりの双方の要素がもりもりな読み応え◎作品。
ごくナチュラルに犯罪系の話も関わってくるのでその辺りが気になってしまう人もいるかもですが、そういうところもはらだ先生らしいな~!というポイントです。
そして、鬼気迫るシーンも糸の切れないテンションのまま描き上げる一方、ショタや女子を描く線がめちゃくちゃまろくてまじ卍。
はらだ先生作品のキャラクターは皆、当然のように性格や言動の支柱に母親の姿があって、親の呪いみたいな話が好きな人にはたまりません。
◆春泥先生「ガンバレ!中村くん!!」
はらだ先生作品に登場する少年たちの悩みが「生とは死とは愛とは?」だとすれば、中村くんの悩みは「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう??」系の悩み。最高!!
主人公の中村くんが、きゃわいいフェイスのクラスメイトをじっと見つめ距離を縮めようとしたり失敗したりするドタバタギャグです。お子さんからお年寄りまで安心して楽しめます。
レトロタッチもさることながら、ちらっと登場するヤンキーや美術の先生などモブキャラまでキャラ立ちしすぎてて「私は今『ハイスクール!奇面組』を読んでいるのか……?」という疑念に駆られました。
多くのBL作品がカップルっぽさやエロシーンを売りにしていると思うんですが、今作に関してはずーっとこのくらいの距離感でいてほしいと思うくらいちょうどいいです。毎日読みたい。
ハラハラドキドキ系BLも好きだけど、だからこそ息を抜ける作品がめちゃくちゃありがたいです。週刊少年ジャンプを読んで手に汗を握るのも楽しいけど、磯部磯兵衛物語で小休止する時間も大事だよねみたいなそういうことです。
次回予告
「2017年版このBLが良かった~おいでよ新たな性癖の森編~」乞うご期待。
甲府市内でフリースペースをお探しの皆さまへ
Tagomago甲府店です。
試験的に入ってすぐの部分を下駄箱スペースにしてみたのですが、とても調子が良いので本チャン採用しようと思います。
(当店ではインテリアや棚配置、本の配列など、とりあえずやってみて10週前後を目途に様子を見たのち、良さそうなら本採用するという「ハライチのターン」におけるコーナーシステムの方式を積極的に取り入れています)
具合が良すぎて、むしろ今までこのデッドスペースをどうしていたのか思い出せません。記憶喪失かな?
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最近ありがたいことに、貸切利用についてのご相談をいただく機会が増えましたので、改めてフリースペースとしての利用時の詳細をまとめさせていただきます!
◆費用
1日5,000円で受け付けております。(1グループ様5,000円のため、例えば5名でご利用の場合お一人様1,000円の計算になります)
ちなみに、3名様以上で皆さまフリータイムをご利用の場合、貸切料金の方が安くなります。
貸切時はワンドリンクオーダー必須ではありませんので、お飲み物などお好きなものを持ち寄るのも大歓迎です~!
◆時間
12:00~21:00。
21時を超えてご利用の場合、超過料金が発生しますのでご了承ください。
(日程によっては上記の限りではありませんので、詳細はご相談ください)
◆キャンセル料
ありません!
「とりあえず押さえておいて」的なご連絡も大歓迎です~
◆できること
基本的になんでもOKです!
撮影会、鑑賞会、カードゲーム、ボードゲーム、TRPG、各種パーティなどなど。
飲食物、衣装、ゲーム類など基本的になんでも持ち込み可能です。
DVDプレイヤー、ブルーレイプレイヤーの貸出もできるので、ご予約の際にお声がけください~
◆ご予約方法
電話やTwitterのリプライ、DM、インスタのメッセージ、口頭などでOKです。
その他「??」な部分がありましたらお気軽にお声がけください!
とっても楽しい女児遊びで、心身のデトックスをしよう!
Tagomago甲府店です。
以前、お客さまより「店内でお絵かきがしたいからスケッチブック的なものがあったらうれしい」というお声をいただき、みんな大好きインクポット(通称インポ)にてみんな大好きマルマンのスケッチブックを購入しました。
ありがたいことに、たくさんの方にお絵かきしてもらったり、メッセージを残してもらったり、本当にありがとうございます!!!
一方で「足跡を残したいけれど、絵が苦手」という方もいらっしゃったので、後日こちらを導入しました。
プロフィール帳&交換ノートセット!女児御用達きらきらパステルカラ~ペン付き!
本当はミルキーペンとかマーブルペンとかプチコロンにしたかったんですが、どこで売っているか分からず断念しました。あれってもう潰れてしまった駄菓子屋とか文房具店以外のどこで買えるの??
どちらのノートも、平気で個人情報を問いただしてくるので答えにくい質問は飛ばしながら、自己紹介をしたり、思いの丈を叫んだりしてください~
プロフィール帳における、店長によるくそ雑パッパラパー記入例がこちらです。
「持ち主についての質問」という項目は、自分の推しキャラへの思いを連ねましょう。
わたしは夏目イサク先生「飴色パラドックス」の尾上っちに対する思いを書きました。「似ている動物は?」という質問に、犬かたぬきかな~と思いながらも、BL様式美にきちんとのっとり「ネコ」と回答しました。
その下の持ち主の似顔絵とかを描くスペースでは「ハマりやすいキャラクターのタイプ」を描いたのですが、くしくも画力レベル2の人が描いた飴パラ尾上っちのようになり、潜在意識って怖いなと実感しました。細胞レベルで受けを厳選しています。
こちらは交換ノートです!こっちもこっちで熱く語れる項目がたくさんあって楽しいです。
そして「オリジナルおにぎりコーナー」という、無茶振りの極みのようなコーナーもあります。
あのセブンイレブン様やファミリーマート様がさまざまなオリジナル商品を展開し狂った結果、塩むすびにたどり着いている昨今、オリジナルおにぎりの考案ってめちゃくちゃハードルが高いと思うんです。
創作意欲の覇者たちが集うたごまご甲府店ですが、さすがにこの無茶振りは無茶だと思うので、今食べたいおにぎりとか、推しキャラが食べてそうなおにぎりとかを考えましょう。
食欲と睡眠欲と萌えに貪欲なタイプのカフェ@山梨
Tagomago甲府店です。
オープン一周年に際し、お客さまからおしゃれなものやおいしいものやいろいろ頂き本当にありがとうございます!
おいしいものに関しては写真を撮る前に食べつくしてしまうケースが多発しており、心から反省しております。
Tagomago甲府店も2年目に突入する、大切な大切な今だからこそ、「食欲を我慢できるようになる」を目標として、いや、社是として掲げることを今、ここに誓います。がんばります。
画像はたごまごカオス鑑賞会のご様子です。大真面目な作品を見てなぜか笑いが起きるというSUPER HAPPYな鑑賞会でした。
最近、音響設備を見直したため、よりクリーンかつパワフルな音と大画面で楽しめるようになりました!これで毎日でもHAPPYな遊びができます!
貸切の詳細はこちらです~ ↓
【Tagomago甲府店貸し切り】
用途:基本的になんでもおっけーです!コスプレ、撮影会、鑑賞会、メイク会、カメラ会、衣装作成会、持ち寄りお食事会、腐女子会、夢女子会、誕生日会、ゲーム大会、推しの葬式、原稿合宿などなど。
時間:基本はお昼12時~21時までのあいだ、自由にお使いいただけます。(上記時間外のご要望があればお問合せください!)
料金:1DAY1グループ5,000円
人数:規定はありませんが、大きいお店ではないので不安な場合はご相談ください!
ご希望の日時等は、お気軽にお問合せください~!┏
密やかに一周年を迎えます
Tagomago甲府店です。
GWはすでに始まっているのかいないのか、よく分かっていないままたごまごはいつも通りゆるくオープンしてます~
GW後半は貸し切りのご予約もいくつか頂いているので、またTwitter等でご確認いただければ幸いです!
じわじわ蔵書も増えてます。
↑ここの棚は主にBL漫画とBL小説を作者あいうえお順で並べていますが、刊行数の多いシリーズ(EX世界一初恋、アイツの大本命、恋する暴君、テンカウント等)は移動させたりしているため「あの作品どこにあるんだろう?」と迷ったらお気軽にお声掛けください~!
店長もどこに何を置いているのかどの本があるのか等いっさいがっさい忘れてるときが多々ありますが、できる限りお応えできるよう頑張ります!
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さて2016年5月1日、人知れず密やかにオープンした当店はありがたいことに1周年を迎えます。
そして本日、お祝いの品を頂いてしまいました。本当に本当にありがとうございました…!
すげーーー好みを完璧に把握されている感ーーーー!!!!見たことのない景色見たーーーい!!!
クリスマスの朝の子どものごとく、頂いた瞬間に開封して飾って写真を撮るという落ち着きのなさで失礼いたしました。
そして別の方から頂いたのはこちら。
PUTITTO「名探偵コナンでふぉるめver」
すげーーー抜かりなく好みを把握されてるーーーやべーーーー!!!!
テンションあがりながら早速開封の儀を行いました。
そして出てきたのが、新一、蘭、平次、和葉ちゃん、安室くん、新一。
コンプリートBOXとはなんだったのか状態に、思わず「赤井…!?」とこぼす純黒の悪夢冒頭カーチェイス時の降谷零のごとし。
でも全員が銃刀法を律儀に守っている、いい感じにかわい~空間ができあがりました!
から紅の恋歌コンビ。
スイ~ツ()に埋もれるポアロのアルバイトの方。
それらを見守る松岡凛。
ふぃぎゅあを陳列するセンスがボロボロですが、最高にキュートな空間になりました!
今後とも、ラブリーハッピーカフェTagomago甲府店をどうぞよろしくお願いいたします!!
オタクがTwtterとInstagramを並行利用して感じたこと
Tagomago甲府店です。
「インスタグラマーたちの脳裏に、サブリミナル的にBL作品をはじめとしたおすすめ漫画・小説を焼き付けたい」といういかがわしい思いからInstagramをはじめて、多分一か月くらいが経ちました。
もともと、Twitterはお店をオープンしたときから使っていたのですが、
ツイッター:オープンしたときに「今日はやってるよ」という告知&休みの日に「今日はやってないよ」という告知用(基本的にオープン時間にしか更新しない)
インスタグラム:うちにはこういう本があるよという紹介用(暇なときがんがん更新する)
と使い分け、どちらも同じ@tagomago_kofuというアカウントで細々やっています。
インスタをはじめてから、ツイッターとは違う独自の文化があるんだな~と感じたのでまとめてみます。
【1】「FF外から失礼します」文化がない
ツイッター民御用達ワードのひとつ「FF外から失礼します」。
主にリプライの定型挨拶として使われ、「フォロー・フォロワー外の人間として、あなた様とはまったくの初対面ではありますが、突然会話に参加するというご無礼をお許しください」という意味合い。
インスタにはこうしたまどろっこしいやりとりがあまり定着しておらず、突然カナダ人男性から「GOOD(指の絵文字)(指の絵文字)」みたいな絡み方をされることも多いかなり開かれたフラットな世界であることが分かりました。
私自身は、お絵かきBBS戦国時代から続く「は、はじめましてっっ!●●ラバー同盟から、管理人サマの美麗なイラストに惹かれフラフラとやってきた新参者です(滝汗)マウス画のヘボ絵ですみませ…!置き逃げしちゃいます!でゎでゎ!!(逃走)」みたいなやりとりが超絶大好きなので、FF外から失礼します文化は後世へ語り継ぎたいのですが、インスタのような世界線もまた新鮮でした。
【2】海外ユーザーが多い
前述のポッと出のカナダ人様のごとく、実際の割合はどうなのか分かりませんが、ツイッターよりも海外ユーザーから気軽にコメント&フォローされる気がします。
英語が得意な方であれば、国境を越えた交流がゴンゴン進んで輪も広がりやすそう。
英語の苦手な人も、自分のアップした好きな漫画作品に「Good pic;)」みたいなコメントをもらうと「アッ!アッハイ!ディス コミック イズ くそ萌えるしやばい!ディスコミックイズベリーおすすめやで!!」みたいな気持ちでがんばって伝えたい欲求に駆られるので、荒業の英語学習としていいかもしれません。
【3】タグがものを言う世界
【1】と同様、フォローしていてもしていなくても関係ない世界線だからこそ「いいね!」的な、ふぁぼ的なハートマークのやつも全方向から飛んできます。
そしておそらく、タグで特定のワードを検索して、片っ端からハートを飛ばしている方も多いようです。
例えば、タグ「#メガネ」で検索して出てきた投稿にすべてハートを飛ばして認知度向上を図っているメガネショップなど。
なのでたまにメガネ受けの作品をメガネショップの方からふぁぼられることもあり、無論無差別のものなのですが、なんらかの主張なのだろうかと深読みしてしまいます。
ちなみにおすすめタグは「#金」とか「#金持ち」とか「#幸せ」とか「#モテたい」とかあけすけなやつです。
すぐさまネットワーク系の方が金を稼いで幸せに生きるためのノウハウを教えに駆けつけてくれます。
関係ないんですが地味にインスタグラムの自分のいいね欄みたいなやつの見方が分からないままじわじわここまで来ていますどうしよう