密やかに一周年を迎えます
Tagomago甲府店です。
GWはすでに始まっているのかいないのか、よく分かっていないままたごまごはいつも通りゆるくオープンしてます~
GW後半は貸し切りのご予約もいくつか頂いているので、またTwitter等でご確認いただければ幸いです!
じわじわ蔵書も増えてます。
↑ここの棚は主にBL漫画とBL小説を作者あいうえお順で並べていますが、刊行数の多いシリーズ(EX世界一初恋、アイツの大本命、恋する暴君、テンカウント等)は移動させたりしているため「あの作品どこにあるんだろう?」と迷ったらお気軽にお声掛けください~!
店長もどこに何を置いているのかどの本があるのか等いっさいがっさい忘れてるときが多々ありますが、できる限りお応えできるよう頑張ります!
-----
さて2016年5月1日、人知れず密やかにオープンした当店はありがたいことに1周年を迎えます。
そして本日、お祝いの品を頂いてしまいました。本当に本当にありがとうございました…!
すげーーー好みを完璧に把握されている感ーーーー!!!!見たことのない景色見たーーーい!!!
クリスマスの朝の子どものごとく、頂いた瞬間に開封して飾って写真を撮るという落ち着きのなさで失礼いたしました。
そして別の方から頂いたのはこちら。
PUTITTO「名探偵コナンでふぉるめver」
すげーーー抜かりなく好みを把握されてるーーーやべーーーー!!!!
テンションあがりながら早速開封の儀を行いました。
そして出てきたのが、新一、蘭、平次、和葉ちゃん、安室くん、新一。
コンプリートBOXとはなんだったのか状態に、思わず「赤井…!?」とこぼす純黒の悪夢冒頭カーチェイス時の降谷零のごとし。
でも全員が銃刀法を律儀に守っている、いい感じにかわい~空間ができあがりました!
から紅の恋歌コンビ。
スイ~ツ()に埋もれるポアロのアルバイトの方。
それらを見守る松岡凛。
ふぃぎゅあを陳列するセンスがボロボロですが、最高にキュートな空間になりました!
今後とも、ラブリーハッピーカフェTagomago甲府店をどうぞよろしくお願いいたします!!
オタクがTwtterとInstagramを並行利用して感じたこと
Tagomago甲府店です。
「インスタグラマーたちの脳裏に、サブリミナル的にBL作品をはじめとしたおすすめ漫画・小説を焼き付けたい」といういかがわしい思いからInstagramをはじめて、多分一か月くらいが経ちました。
もともと、Twitterはお店をオープンしたときから使っていたのですが、
ツイッター:オープンしたときに「今日はやってるよ」という告知&休みの日に「今日はやってないよ」という告知用(基本的にオープン時間にしか更新しない)
インスタグラム:うちにはこういう本があるよという紹介用(暇なときがんがん更新する)
と使い分け、どちらも同じ@tagomago_kofuというアカウントで細々やっています。
インスタをはじめてから、ツイッターとは違う独自の文化があるんだな~と感じたのでまとめてみます。
【1】「FF外から失礼します」文化がない
ツイッター民御用達ワードのひとつ「FF外から失礼します」。
主にリプライの定型挨拶として使われ、「フォロー・フォロワー外の人間として、あなた様とはまったくの初対面ではありますが、突然会話に参加するというご無礼をお許しください」という意味合い。
インスタにはこうしたまどろっこしいやりとりがあまり定着しておらず、突然カナダ人男性から「GOOD(指の絵文字)(指の絵文字)」みたいな絡み方をされることも多いかなり開かれたフラットな世界であることが分かりました。
私自身は、お絵かきBBS戦国時代から続く「は、はじめましてっっ!●●ラバー同盟から、管理人サマの美麗なイラストに惹かれフラフラとやってきた新参者です(滝汗)マウス画のヘボ絵ですみませ…!置き逃げしちゃいます!でゎでゎ!!(逃走)」みたいなやりとりが超絶大好きなので、FF外から失礼します文化は後世へ語り継ぎたいのですが、インスタのような世界線もまた新鮮でした。
【2】海外ユーザーが多い
前述のポッと出のカナダ人様のごとく、実際の割合はどうなのか分かりませんが、ツイッターよりも海外ユーザーから気軽にコメント&フォローされる気がします。
英語が得意な方であれば、国境を越えた交流がゴンゴン進んで輪も広がりやすそう。
英語の苦手な人も、自分のアップした好きな漫画作品に「Good pic;)」みたいなコメントをもらうと「アッ!アッハイ!ディス コミック イズ くそ萌えるしやばい!ディスコミックイズベリーおすすめやで!!」みたいな気持ちでがんばって伝えたい欲求に駆られるので、荒業の英語学習としていいかもしれません。
【3】タグがものを言う世界
【1】と同様、フォローしていてもしていなくても関係ない世界線だからこそ「いいね!」的な、ふぁぼ的なハートマークのやつも全方向から飛んできます。
そしておそらく、タグで特定のワードを検索して、片っ端からハートを飛ばしている方も多いようです。
例えば、タグ「#メガネ」で検索して出てきた投稿にすべてハートを飛ばして認知度向上を図っているメガネショップなど。
なのでたまにメガネ受けの作品をメガネショップの方からふぁぼられることもあり、無論無差別のものなのですが、なんらかの主張なのだろうかと深読みしてしまいます。
ちなみにおすすめタグは「#金」とか「#金持ち」とか「#幸せ」とか「#モテたい」とかあけすけなやつです。
すぐさまネットワーク系の方が金を稼いで幸せに生きるためのノウハウを教えに駆けつけてくれます。
関係ないんですが地味にインスタグラムの自分のいいね欄みたいなやつの見方が分からないままじわじわここまで来ていますどうしよう
奥ゆかしき百合の扉を今、開く背中を後押しするカフェ
Tagomago甲府店です!
ありがたいことに連日いろんなお客さまに来ていただけて日々感謝丸ですありがとうございます!!
小さいお店なのでタイミングによっては入れない場合もありますが、事前にTwitter(@tagomago_kofu)などから「○日に行くよ~」と言ってもらえればお席お取りできますのでお気軽にお声がけください~m(_ _)m
いつか260人まで収容できる大規模HBLS(ハッピーボーイズラブスペース)になることを目標にがんばります。
さて、ついつい商業BLの話ばっかりしてしまうのでたまにはBL以外のお話も…ということで今回は百合作品のはなし!百合とはなんぞや?という方は倉田嘘さんの「百合男子」で、百合への並々ならぬパトスによって荒ぶり散らかしている男子についてチェックしましょう
「百合男子」では金田一蓮十郎さんの『マーメイドライン』など、リアル作品名とともにとても良い百合作品が紹介されています。たごまご内に蔵書のある作品もちょこちょこ登場するので、百合男子の合間に読んでじわっとなり、そしてまた百合男子に戻る…というのもおすすめ!
河合朗さん『ボウソウガールズテキモウソウレンアイテキステキプロジェクト』は著者の「こういうアホっぽい百合読みたい」が2万RTされて漫画化したという異色の作品です。まず、「読みたい」という思いを自分で叶える言いだしっぺの法則にきちんと則った先生の心意気がいけめんすぎる
ごり推しは石黒正数さん『ネムルバカ』。音楽に打ち込んで人として落ちぶれて自己顕示欲を満たす通称「駄サイクル」の中にいる先輩後輩の青臭い百合です。百合以上に自己実現が主題になっているので読みやすいのも◎◎◎
あとこういうガイドブック的なものもあるので、「小説が読みたい」「まんがが読みたい」「代表的な作品が読みたい」などお好みに合わせてチェックしてください~!
インスタグラマーに怒られないか常にヒヤヒヤしているタイプのカフェ
Tagomago甲府店です。
当店のInstagramをはじめました!
Twitterと同様、アカウント名は@tagomago_kofuです、お気軽にフォローしてください~!
Twitterとの違いは、オープン日やお休み日の告知をせず、ただただ蔵書を紹介しているだけという点です。
インスタのコンセプトは「えっちな漫画さえもまるでえっちに見えないようなおしゃれな雰囲気で撮影&紹介し、インスタグラマーたちの目を欺く」です。
個人的に一番気に入ってる投稿はこれです
すごいおしゃれっぽい…………!!(※500%紀伊カンナ先生様のおかげです)
もっとおしゃれな写真を撮りたいな~~…まだインスタグラマーたちに溶け込むことができない……越智ゆらのちゃん風のふんわりゆらゆら画像加工テクニック的なあれこれを駆使して、スケベ感ゼロの写真を撮るためのコツをご存じの方、ぜひ伝授してください
あとタグとやらのつけかたが絶望的に下手すぎてまったく使いこなせてないのですがあれはどうすれば正解のやつですか……??
ピース又吉直樹先生のタイトルの味わい / ラーメンズの怖いネタについて
Tagomago甲府店です!
ピースの又吉直樹先生の最新作「劇場」が本日発売の小説文芸誌新潮4月号に掲載されているとのこと。
芥川賞を受賞した前作「火花」に続き、タイトルだけでも自伝みの強さを感じさせるのは仕様なのでしょうか?ルミネなのか無限大ホールなのか、シアターDなのかモリエールなのかで作中の味わいも変わっていきそうですね。
火花はもちろん、個人的にバリ推しなのがせきしろさんとの共作「カキフライが無いなら来なかった」。
自由律俳句四百六十九句が収められていますが大体タイトルの感じです。こういう感じで四百六十九句。そう考えると又吉先生毎回タイトル秀逸すぎてぱねぇな?
【好きなやつ一例】
・懐中時計を出すタイミングがない
・哀しき言葉の一つとして原動機付自動車免許
・ACミラン対ローソンみたいな色の草サッカー
・趣味が高じて趣味がなくなる
あるあるネタLv.99なんだと思います。
さてお笑い芸人の直接的な武器の一つとして外せないのが「ネタ」ですが、特に「怖いネタ」とされている ものがとても好きです。
かつて怖いネタの常連としてよく名前が挙がっていたラーメンズが、このたびYouTube上にDVD化されている100本のネタをすべてアップするというなかなかハードボイルドな取り組みを実施されたので、特におすすめネタをご紹介!
『ATOM』より「採集」
一番有名なやつです。千原兄弟「ダンボ君」やバナナマン「ルスデン」の話が出たとき、必ず話題になるアレです。DVD「ATOM」は全体的にこういう空気で、主軸となるコント『アトムより』についても色々な解釈が見られますが、わたしは「ま、まじかあ~……」ってなりました。
『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』より「小説家らしき存在」
世にも奇妙な物語とか、筒井康孝とか、そんな匂いを感じるこちら。ツネイツグト先生、好きなキャラクターの一人です。
「ALICE」より「後藤を待ちながら」
「採集」のような、よく仕上げられた明確なホラーというテイストではないものの、不透明さがより気味悪くて大好きなコントです。オチについて色々な解釈ができそうなところもサミュエル・ベケットの「ゴトーを待ちながら」っぽい。
夢女子とモブおじさんを応援するカフェ
地域に根付き皆さまと共に歩み、山梨のポタクたちの高まりが無双になるのを支援しているTagomago甲府店です。
まとめてのご報告ができておりませんが、ちまちまと新しい蔵書を増やしております~(くわしくはTwitter@tagomago_kofu)!
最近の入りました報告
◆今日もみぞれ先生「二人の…クリーム…」
◆永田礼路先生「螺旋じかけの海 音喜多生体奇学研究所」
◆戸口みづき先生「ローカル女子の遠吠え」
など。
特におすすめなのがタイトルのパワーワードっぷりで何をも凌駕するBABYアンソロジー「モブおじさんはボーイズラブの主人公になれない」にも参加していた、今日もみぞれさんのケモナー大歓喜短編集。
アンソロを読んだ方はお分かりかと思いますが、芸の細かさとネタの豊富さで1ページ1ページツッコミながら読みたくなる素敵な内容が詰め込まれています。
かと思いきや、突然のトゥンク展開や切ない描写、シンプルにむっちゃええ話の畳み掛けなど無数の引き出しをハイペースではい開け!はい今度こっち開け!ってがんがん開けられていくジェットコースターラブロマンス。ブルンブルン振り回されてください。
あわせてモブおじアンソロジーも本当におすすめ。モブおじさんいいぞ♡いいぞ♡がんばれ♡って応援しましょう。
話は変わって、先日は夢女子様を素敵なレイヤー様たちが囲う夢撮影会が行われました!
お誕生日を迎えた折に開催され、お祝いしたり願いを叶えたりケーキを食べたり……ちゃっかり店長も頂いてしまってすみません何もしていないのに……(と言いながらしっかり食べました美味しかったですエヘヘ)
本当に最初から最後まで幸せな空間すぎて思わず「い、いいな……」と呟いてしまうくらいとんでもなかったです……本当におめでとうございました……!
こんな感じで事前にツイッターなどから貸切のご予約いただければ、コスプレ撮影スタジオとしてもお使いいただけます!
12:00~最長21:00で料金は5,000円。BL撮影も夢撮影も歓迎です!
「ちょっと○○くんと二人になりたいんだけど…」というときには、店長は「いっけなーい!買い忘れがあったんだった!」とまあまあのボリュームで独り言いいながらそそくさと退散いたします!
オタクションそしておでん会、山梨良キイベント多シ楽シ
明けましておめでとうございます!
少なくとも1月中はこの挨拶でしのげると伺っております次第人目など気にせずあけおめに次ぐあけおめにてご挨拶させていただきます
本年もTagomago甲府店をよろしくお願い申し上げます!
いきなりただの日記で恐縮ですが1月は色々なイベントがあって充実しておりました
21日は甲府スペース101にてアニソンクラブイベント「オタクション」
アニソンディスコのBAN BAN BAN鮫島さんが甲府に上陸!!背中にオトコという名のものがたりをまといつけながら!!
写真は撮影技術がぽんこつすぎて分かりづらいけど恋ダンスを踊る鮫島先生です!!
若月やジャンピングニーなど良いコンビが解散する傾向にある東京NSC8期生において自己流を貫き通す鮫島さん、影ながら応援します
同日同時刻にBodegaスタジオでRough Musicが開催されており途中で引き上げざるを得ませんでしたが、次は最後まで参加したいな~!
そして28日は南アルプスのDisc shop Mimicで行われた「強引に個人的な名曲を聴かせ合う夜会~おでんの香りに誘われて~」に参加しました~!
詳細はタイトルに全てこめられています。つまりそういうことです。
私が持っていったのはこのへんです
FF6とFF7の曲はFFシリーズの中でも特にEmerson, Lake & Palmerっぽいっていう評論をよく見かけるんですが、FF6のラスボスは連戦システムと宗教画っぽいグラフィックの力も相まってウオオオ~~~ってなるのがさいofこう
婦人倶楽部「グルメ紀行」
佐藤望さんプロデュース、佐渡島在住の仮面少女ならぬ仮面ご婦人方
シティポップをベースに楽曲によって雰囲気がとても変わるタイプのアーティストだと思いますが、佐渡の美味しいものをただただ教えてくれるこちらの一曲がいちばん好きです
体温の移ってこない距離感がとても良い……
気合を入れてちくわぶを6本入れたというおでんもとても美味しくて、ぜひとも二回目以降定期開催してほしいな~~